今日はYuriからもらったニームの木を植えた。かなり高く育つ木だ。彼のニームは大きな種をつけるので楽しみ。種から搭取した油は有機農業で使われる天然の殺虫剤で、うちの菜園でもよく使う。少量を水で希釈してよく振って作物に何度も噫霧する。ニーム油は虫にとってあまりにもまずくて、食べるのをやめて餓死するし、孵化したばかりの幼虫の発育も遅らせる。人間には幸いすごく味がするわけじゃないけど、道楽一杯飲むのはやめといておく。
実は木全体が薬用。インドでは紀元前4500年まで遡る痛みや発熱、感染症の治療記録が残っている。現代の科学者たちも抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗毒作用、抗発がん作用、抗寄生虫作用、免疫力向上などを次々と報告している。発展途上国では人口の80%以上が伝統医療に頲っている国も多く、ニームのような木はかけがえのない資源だ。
乾燥させたニームの葉は桜や引き出し、ベッドや本棚、食料保存容器に入れて防虫剤代わりにする。樹皮は消化不良の改善に。油は皮膚トラブルに。葉のお茶はデング熱の症状を軽減し回復を早める。枝は歯磨きに最高。この奇跡の木の使い道は数え切れない。




2021年9月14日に投稿。Ha’a Chocolateの食用林を記録した、日々の植栽日記の一部です。
◀ 前の日 (256日目) | 次の日 (258日目) ▶
